ベネクスは9月2日、着ているだけで体が休まるというリカバリーウエア「リチャージ Pro」の発表を行った。
商品のアドバイザーを務めるのは、かつてイチローもみていたスポーツトレーナーの森本義貴氏。フィリップ・フェルナンデス(サイヤング投手)らにこのウエアを利用してもらったという。
「リカバリーということを知らない選手も多い」と話す森本氏。「これでよく寝られるようになる、自分の睡眠時間をコントロールすることができます。特にアメリカなどは時差がありますので」とした。
「アライメント(姿勢)がいい選手はパフォーマンスも良いということがわかっています。日常の姿勢がコントロールできているということが大切です。また軽擦法、ゆるい刺激は筋肉の上にある筋膜をストレッチするような効果で血流を促して副交感神経を刺激するということになります」と解説した。
加えて呼吸の大切さを説いた。「人は浅い呼吸をすることが多いのです。深い呼吸をすることが大事で、普段から意識することが大事です」とした。
イチロー選手とかつてトレーナー関係にあった森本氏は、「イチロー選手は40歳を超えてもパフォーマンスを発揮している、これは自身のコントロールがうまいということです。普段の姿勢、呼吸などのコントロールができているのです」と話した。
今回発表になったベネクスのリカバリーウエア、リチャージ Proは「すごく呼吸がしやすくなります。また、選手であれば練習後の時間をうまく使うという意味でも活用できます」とした。
リチャージ Proの販売計画は、年間5000枚としている。同社の中村社長は「まずはアスリートの方が中心なのかなと考えています。今後はアスリート以外のリカバリーも必要と考えており、一般の方もリカバリーできるアイテムを展開したいと考えています」とした。
《編集部》
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