世界陸上北京大会は8月24日に女子1万メートル決勝が行われ、ケニアのビビアン・チェルヨトが31分41秒31で金メダルを獲得した。チェルヨトが同種目で優勝するのは2011年の世界陸上テグ大会に続き2度目。
レースは前半からスローペースで進み日本の西原加純、高島由香、小原怜も懸命についていく。だが最後は世界とのスピード差を見せつけられた。
チェルヨトは、先に先頭に立ったエチオピアのゲレテ・ブルカをバックストレートでかわすと、最後の直線で振り切り優勝した。ラスト1周は60秒だった。
産休明け最初の世界陸上で女王返り咲きを果たした走りに、「チェルイヨットのラストスパート!」「子ども産んで1年とは思えないラストスパート」「産休明けでも優勝。凄いな」「産休明けでこの走りは凄すぎる。ラストは60秒ですか…」など、ブランクを感じさせないと多くのファンが驚いた。
《岩藤健》
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