8月22日の日本ハムは東京ドームでオリックスと対戦し、中盤からの連続失点で1-10と大敗した。先発の斎藤佑樹投手は五回まで粘りのピッチングを続けたが、課題の六回に崩れ5回2/3を投げ9安打、5失点だった。
五回まではヒットを打たれながらも抑えるが、六回以降にランナーが出ると踏ん張れない。あと一歩で先発勝利を逃す斎藤の投球内容には、このパターンが多い。この試合も五回までヒット6本を打たれながら、1失点と反撃を待ち続けた。
だが援護がもらえず、六回に二死から駿太を出塁させると、そこから先は崩壊が止まらなかった。
我慢比べで先に根負けしてしまった斎藤に、「佑ちゃんの時は援護点がなくて、かわいそう」「佑ちゃん、かなり良くなっているだけに勿体なさが残る試合だった…援護点があれば、モチベーションも違ったんじゃないだろうか」「前回は余裕の勝ちを消されて負け、今日は援護点なく負け。斎藤佑樹は悪くない…ただ運がない」「斎藤佑樹が5回まで粘投ながらも、相手の西がそれ以上の調子で、抑えられてしまった」「斎藤佑樹は6回を除けば、十分健闘したと思う。昨日の松葉、今日の西相手に打線がてこずっていたのが大きい」など、打線が先に援護できていれば違う展開もありえたとファンは見ている。
斎藤は23日にも登録を抹消され2軍で再調整になる。先発投手としては六回の壁を破り、イニングを投げられるようにならないと評価が厳しい。次回の登板では課題を克服した姿を見せられるか。
《岩藤健》
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