9本の指を失った栗城史多、5度目のエベレストに挑戦 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

9本の指を失った栗城史多、5度目のエベレストに挑戦

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9本の指を失った栗城史多がエベレストに挑戦…ネパール大地震後、世界初
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たおは、9本の指を失った登山家・栗城史多がエベレスト(標高8848m)に挑むため、日本を出発したと発表した。

エベレスト挑戦の様子は、インターネットを通じて映像配信される。アタック時には生中継を予定。4月に発生したネパール大地震の後、エベレストに挑戦するのは世界で初となる。

栗城史多(くりき のぶかず、33歳)は2012年、気象条件の厳しい秋季エベレスト西稜の8070mm地点で強風のため下山。その下山途中で両手・両足・鼻が重度の凍傷となり、両手9本の指を失った。栗城は今回、5度目となる秋季エベレストにネパール側から単独・無酸素で挑むため、8月21日に日本を出発した。

4月に発生したネパール大地震の影響で、ネパールは観光客や登山客が激減している。栗城は今回の挑戦が、ネパールの復興に向けた世界へのメッセージになればと考えている。ネパール観光省からも正式に入山許可がおり、ネパールでもこの挑戦を応援している。
《美坂柚木》

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