8月16日にイギリスのアスコット競馬場で行われたレッドブル・エアレース第5戦で、日本の室屋義秀が3位入賞を果たした。レース後の室屋は、シーズン開幕戦のアブダビからテストを続けてきたことが、ひとつにまとまったと手応えを語った。
レッドブル・エアレースは単発プロペラ機を用い行われる、曲芸飛行パイロットのエアレース。コース上に設置された障害を規定の順序と方法で通過し、ゴールまでのタイムを競う。世界最速のモータースポーツと呼ばれることもあるレースで、室屋はポール・ボノム(英国)、マット・ホール(オーストラリア)に次ぐ成績を収めた。
レース後の室屋は、第6戦はもっと良いコンディションで臨めると意気込んだ。
「アブダビ後いろいろなテストをしてきて、それがひとつにまとまってきた。次のシュピールベルク戦まで、もう少し改良を重ねて自分のトレーニングをかなりするので、次は良いコンディションで臨めると思う」
第6戦はオーストリアのシュピールベルクで9月5日、6日に開催される。
《岩藤健》
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