ラグビー日本代表は8月15日、秩父宮ラグビー場で世界選抜と対戦し20-45で敗れた。9月18日からイングランドで開催されるワールドカップに向け、世界のトップ選手と戦う貴重な機会だったが後半に4トライを奪われ完敗した。
日本代表のリーチマイケル主将は「世界の恐ろしさを肌で感じた」と、試合後の記者会見でコメントした。
「今日はかなりいいテストでした。世界のトップ選手の恐ろしさを実際肌で感じてみて、これから何をやらなければいけないか、はっきり分かりました。選手からも同じ意見が出た」
具体的な課題としてはブレイクダウンの甘さ、1対1ディフェンスの甘さなどを挙げた。
「まだまだ甘いところがある。残りの1ヶ月間、それを修正しなければいけないと選手の中でも話をしている」
リーチマイケル主将はニュージーランド出身の26歳。15歳で来日し2013年に日本国籍を取得した。現在はスーパーラグビーで世界の強豪に揉まれているが、それでも世界選抜は手強かったようだ。
「スーパーラグビーに比べたら、世界選抜のほうが体重が重い。南アフリカのイメージに近い。W杯前にこういう経験できたのは良かった。これから課題をひとつずつクリアして、もっといいチームにしたいと思う」
《岩藤健》
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