【高校野球】九州国際大付が作新学院を下しベスト8進出、堅守から主砲・山本武白志の一発 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【高校野球】九州国際大付が作新学院を下しベスト8進出、堅守から主砲・山本武白志の一発

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甲子園球場
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第97回全国高校野球選手権大会10日目、第4試合には九州国際大付(福岡)と作新学院(栃木)が登場した。中盤までスコアボードに0が並んだ試合は、4番・山本武白志の2試合連続弾で先制した九州国際大付が七回にも1点を追加し2-0で逃げ切った。

2回戦の大阪偕星(大阪)戦では2本のホームランを放ち、乱打戦の勝利に貢献した山本。この試合では六回に回ってきた第3打席、ストレートが真ん中高めに入ってきたのをとらえ、レフトスタンドに放り込んだ。九州国際大付は七回にも岩崎魁人の適時打で追加点を奪った。

ともに打ち勝ってきたチーム同士だが、予想に反し投手の好投や野手の堅い守りが光った試合に、「話題は早実や東海大相模に持ってかれたが、得てしてこういうチームが決勝まで行くかもしれない」「九国のほうが落ち着いて試合を進めてる印象だった」「こういう試合展開になるとは思わなかったな」など、高校野球ファンも目の離せない展開に釘付けだったようだ。

また2試合連発、大会3本目のホームランを放った山本には「山本くんが3試合連続ホームランするか見物」「山本くんいいね。プロで見たいな」と、今後も楽しみという声が多い。

巨人やロッテで活躍した山本功児氏を父に持ち、1メートル87センチ、85キロの恵まれた体格からプロのスカウトも驚かせる飛距離が魅力の山本。準々決勝の相手は大会12日目、第1試合の早稲田実業と決まったが、次の試合でもスタンドを沸かせることができるか。
《岩藤健》

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