2012年に突然辞任した前任者の後を継ぎ、イングランド代表監督に就任したホジソン氏。同年に行われたEUROではベスト8に進出したものの、2014年のワールドカップではグループリーグで敗退した。
ここまでイングランド代表はEURO予選で6戦全勝と順調だが、協会役員の頭にはワールドカップでの早期敗退が残っており、ホジソン監督に2018年大会まで代表の指揮を任せていいものか判断がつかないでいる。
グレンCEOは続投の条件に「EUROでの良い結果」を挙げたが、より具体的な話はしなかった。協会が望む「良い結果」とは何を指すのか。1996年以来、主要な大会で準々決勝より先に進めていないことから、ベスト4以上が求められているとも取れる。
ただ勝つだけではなく、相手や内容も厳しく見られるだろう。果たしてホジソン監督は協会の期待に応え、2018年大会までの契約延長を勝ち取ることができるか。
