【高校野球】白熱のシーソーゲームは滝川二がサヨナラ勝ち | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【高校野球】白熱のシーソーゲームは滝川二がサヨナラ勝ち

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第97回全国高校野球選手権大会4日目は8月9日、第3試合で滝川二(兵庫)対中越(新潟)が行われ、滝川二が4-3でサヨナラ勝ちしている。両チーム合わせて28本のヒットが飛び出す激しい試合になった。

中越は初回に治田丈の適時打で1点を先制する。対する滝川二も三回に1アウト一塁、三塁から大嶋雅人がセンター前への同点適時打。試合はその後、両チーム点を取り合い3-3で最終回を迎えた。

先行の中越は2本のヒットで1アウト一塁、二塁の好機を作るも得点できず。後攻の滝川二は先頭の川北陽大がヒットで出塁し、建畑亮太が犠打で送った。六回途中から負傷した山名大夢に代わり、5番に入っていた山根隆寛がヒットで一塁、三塁とチャンスを拡大する。最後は結城宝がストレートを思い切って引っ張り、ライト前へのサヨナラ安打で2回戦進出を決めた。

白熱の展開に「打って良し守って良しのシーソーゲームで、アルプスは大盛り上がりでした」「試合前は滝川二の一方的な展開になるかなと思っていたけど、好ゲームになってよかった」「シーソーゲームの末のサヨナラの好ゲームでした」「両チーム共良いチームでした」といった声が高校野球ファンからも寄せられている。

六回の攻撃中、併殺を狙った送球が顔面に当たり、流血した滝川二の山名は尼崎市内の病院で診察を受け、右側頭部挫創と診断された。5針縫う怪我を負ったが脳に異常は見られないという。
《岩藤健》

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