8月9日のヤクルト戦に登板した中日の山本昌投手は、二回途中に左手人差し指を突き指し降板した。この試合には世界最年長勝利記録の更新がかかっていたが、思わぬ形で達成は持ち越しとなった。
前日に予告先発が発表されるとファンは山本昌の登板を楽しみにし、本拠地ナゴヤドームには大勢の観客が詰めかけた。だが二回に先頭の大引啓次をボール3としたところで手を挙げ、異常を訴えるとそのまま降板。
開幕前に痛めた右ヒザが再発したかと心配させたが、球団は左手人差し指の突き指と発表。投球後に指が右足に当たって痛めた。
突然の降板に「記録もだけど普通に戦力としてやってくれるんじゃないかと期待してたので残念」「世界記録達成は次回に期待しよう。お疲れさまでした」「残念でしたが、また次回頑張って下さい」「これくらいの怪我なら次回の登板もあるかな」など、50歳での先発勝利に期待する。
今年は開幕に出遅れたものの、2軍で安定した投球を続け満を持し1軍合流を果たした。今回は残念な結果に終わったが次回は勝ち星をつかみたい。
《岩藤健》
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