日本気象協会は8月6日、お盆期間(8月8日~16日)の天気傾向について発表した。概ね晴れるが期間の中頃は雲が広がりやすく天気の急変に注意が必要だという。7月末からの連日の猛暑は多少和らぐものの、まだまだ暑さが続くお盆となりそうだ。
お盆期間は、日本付近への太平洋高気圧の張り出しがやや弱まる見込み。地域別にみると、北海道・東北は湿った気流の影響で雲が広がりやすく、気温は平年並みか平年より高い予想。関東から九州は概ね晴れるが期間中頃は雲が広がりやすい見込みとなっている。
また、7月末からの猛暑は多少和らぐものの気温は平年並みか平年より高く暑い日が続く見込みで、引き続き熱中症への注意が必要となりそうだ。石垣島・宮古島方面は、9日にかけて台風13号の影響による大雨・暴風・高波の荒れた天気となる恐れがあるという。
なお、10日~14日にかけては、上空に寒気が南下してくる影響で大気の状態が不安定になり、北海道は雨が降りやすい状態になる。東北から関東甲信では、にわか雨や雷雨など天気が急変する可能性があり、四国・九州も南からの湿った気流の影響で13日を中心に雨が降る予想となっている。
なお、最新の気象情報は同協会のWebサイトで確認できる。熱中症情報や熱中症対策特集も掲載されており、外出が多いお盆期間の参考となりそうだ。
《畑山望@リセマム》
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