DeNAは8月4日にナゴヤドームで中日と対戦し、終盤の八回、九回に失点したが辛くも5-4で逃げ切った。カードの初戦を取った中畑清監督だが、試合後は違反投球で自滅したヨスラン・エレラ投手に激怒した。
「よく勝ったな」と試合後の中畑監督は息を吐いた。八回に4-2と2点リードした状態でマウンドに上がったエレラ。気持ちよく九回の山崎康晃につなぐことを期待されたが、2度の反則投球と1度のボークを取られ押し出し。「本人はできているつもりなんだろうけど」と憮然とした表情。
最後は「本人は怒っていたけど、怒りたいのはこっちだ」と締めくくった。
一方でファンからは、「エレラ選手のボークに対する主審の説明の足りなさぶりも観客置いてけぼりでしたね」「エレラ、1イニング3ボークって何なんだよ！ 審判おかしくないか？」「2つ目と3つ目球審最初セーフなのに選手がちょいちょいと言っただけでボークなるってどうなんすかね」「審判ストライクコールしてからボーク宣告してる」「球審がストライクコールやった後に選手から指摘されてボーク取ってるんだよなあ」など、一度は不問にしながら中日側の抗議で違反投球を取り、そのことに対する説明が不十分だった審判に疑問を呈する声が多くあった。
この勝利で3位阪神との差を3ゲームにしたDeNA。クライマックスシリーズをかけた暑い夏は続く。
《岩藤健》
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