【ツール・ド・フランス15】マイヨジョーヌのマルティンが落車、左鎖骨の骨折でリタイア | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】マイヨジョーヌのマルティンが落車、左鎖骨の骨折でリタイア

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2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、マイヨジョーヌのトニー・マルティンが落車(2015年7月9日)
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、マイヨジョーヌのトニー・マルティンが落車(2015年7月9日)
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、マイヨジョーヌのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)が負傷
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、マイヨジョーヌのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)が負傷
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、マイヨジョーヌのトニー・マルティンが落車(2015年7月9日)
  • 2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、マイヨジョーヌのトニー・マルティンが落車(2015年7月9日)
2015年ツール・ド・フランス、7月9日の第6ステージ。マイヨジョーヌを着る総合リーダーのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)がゴール前800mで落車。左鎖骨を骨折し、リタイアすることになった。

第4ステージで優勝し、マイヨジョーヌを獲得したマルティン。この日は今大会初めて落ち着いたレース展開となったが、ゴール直前に波乱が待っていた。

チームメイトのゼネク・スティバルがステージ優勝を挙げる一方、落車したマルティンは他のチームメイトたちに付き添われてゴール。表彰式にも姿を見せたが、検査で左鎖骨の開放骨折が発覚。地元ドイツ・ハンブルクの病院へ移動し、緊急手術を受けることになった。

「何が起こったのは正確に覚えていない。ラスト1kmで誰もエネルギーが残ってなくて、すべてがスローダウンし、誰もが待っていた。突然、僕は前の選手の後輪と接触した。そのまま立っていられると思ったけど、それからジャイアント・アルペシンの選手に突っ込んでバランスを失った」

「比較的低速のスピードで、肩に全体重がかかった。すぐに何かが折れたと感じた。ゴール後すぐレントゲン検査を受けた。『OK、たぶん僕の勘違いだ。明日はスタートできるかも』と考えていた。でも、鎖骨骨折とわかった」

「映画のようだね。このツールは感情のジェットコースターだよ。スティバルには僕のことで悲しまないでくれと話した。骨折しても走り続けられるといいんだけど、僕のレースは終わりだ。受け入れがたいよ」

チームドクターのエルジュ・リーペンホフは「残念ながら、鎖骨は横方向に骨折した。鎖骨はバラバラで、つまり大きな衝撃だったんだ。破片のひとつは皮膚を突き抜けていた。つまり開放骨折ということだ。彼はすでに抗生物質を入れている。深刻なケガなんだ」と説明した。
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