日本代表なでしこジャパンは7月5日(日本時間6日)、大会史上2チーム目の連覇をかけ、サッカー女子W杯決勝戦でアメリカと対決する。
大一番を前に会見に臨んだキャプテンの宮間あやは「手応えというよりは、勝つイメージしかしていない。試合が終わったあとチームスタッフ含め、全員でカップが掲げられるように、このメンバーでサッカーができて良かったと思えるように試合をしたいと思います」とコメント。まっすぐ勝利だけを見つめる。
対するアメリカは強敵だ。前回大会準優勝でロンドン五輪王者、長く世界の女子サッカーを牽引し続けてきた。W杯で決勝進出は最多の4度目、優勝回数はドイツと並び2回だがこの試合に勝てば単独でトップに立つ。グループリーグ初戦のオーストラリア戦で失点して以降、準決勝まで513分間連続無失点。
それでも代表を率いる佐々木則夫監督は「コンディションはベストできている。非常に良い状態でアメリカとできるのは間違いない。自分たちのサッカーができれば、絶対に勝機はあると思っている」と話し、なでしこのサッカーはアメリカ相手でも通用すると自信をのぞかせた。
《岩藤健》
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