6月24日の西武対ソフトバンク。西武は1点を追う八回に大量5得点の猛攻を見せ、7-4と逆転勝ち。勝利目前と思われたところから引っ繰り返されたソフトバンクには、痛恨の敗戦となった。
3-2で迎えた八回。逃げ切りを図るソフトバンクはエディソン・バリオスをマウンドに送るがセットアッパーは予想外の乱調。先頭の森友哉に安打を許すと、バントと安打で1アウト一塁、三塁のピンチを招き代打アンソニー・セラテリの適時打で同点に追いつかれた。
ソフトバンクはバリオスを諦め、森福允彦を救援に送った。だが火のついた西武打線は止まらない。秋山翔吾の安打で満塁になると、ソフトバンクは森唯斗も投入して火消しに掛かるが、木村文紀がプロ初となる満塁弾で一気に試合を引っ繰り返した。ソフトバンクも九回に1点は返したが反撃およばず、連勝は5でストップした。
最近は安打や失点を許すことが多く、一時期の圧倒的な存在感がなかったバリオス。不安が現実のものとなった乱調にファンは、「明らかに調子が落ちてるバリオスをあそこで使うとは」「バリオスは目に見えて調子が良くないですが、森福と森もビリっとしませんねぇ」「バリオスが一番悪いけど使う工藤も悪いよ!」「ここでバリオス?」など2軍での再調整が必要との声が多い。
工藤公康監督はバリオスを信頼し使い続けると明言したが、このまま調子が戻らないようでは苦しい。
《岩藤健》
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