難病患者をサポートする「6 Minutes Run for CTEPH」…走った距離分を寄付 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

難病患者をサポートする「6 Minutes Run for CTEPH」…走った距離分を寄付

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難病患者をサポートする「6 Minutes Run for CTEPH」…走った距離分を寄付
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バイエル薬品は6月21日、東京都内にあるフットサルコートのラモスフィールドで「6 Minutes Run for CTEPH」の結果発表会を開催した。

6 Minutes Run for CTEPHは、広くCTEPHのことを知ってもらい、患者への支援につなげていく啓発プログラムだ。CTEPH診断時の目安「6分間歩行距離」にちなみ、CTEPH啓発大使でプロサッカー選手の細貝萌さん、同社社員、一般公募による参加者全員が6分間に走った合計距離と、細貝さんの2013/14と2014/15シーズンの公式戦走行距離を合計。

1kmにつき1000円で換算した金額を、肺高血圧症(PH)患者のQOL(Quality of Life:生活の質)をサポートする支援プログラムや活動団体などに役立ててもらうことを目的としている。

結果発表会の冒頭では、CTEPHの専門医で東京大学医学部付属病院の牧尚孝先生より、CTEPHについて説明がおこなわれた。「CTEPHは認知度が低く、多くの人が診断にたどり着けないでいます。まずは病気のことを知ることが大切です」と理解を呼びかけた。

プログラム開始から現在までの細貝さんの公式戦走行距離537kmと、過去4回の活動の合計走行距離792kmを合わせた距離は1329km。寄付の総額は132万9000円となった。「試合で走れば走るほど、CTEPH患者さんの支援につながる!との思いで、毎回、あと一歩をつないできました」と細貝さんは語った。

寄付金の贈呈セレモニー後は、東京都千代田区を拠点とするサッカークラブ「FC千代田」の少年少女たちを招き、細貝さんによるサッカー教室を開催された。同社は今後もCTEPHの患者のQOL向上に貢献できるよう、啓発活動に取り組んでいく。
《美坂柚木》

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