西武は6月21日のオリックス戦、先発した菊池雄星投手が7回を3安打無失点に抑える活躍もあり、敵地で8-0と快勝した。菊池は5月30日の阪神戦から続く連勝を4に伸ばした。
場所は京セラドーム、相手先発は金子千尋。先に1点も許したくない緊張感みなぎるマウンドで雄星が躍動した。ストレートは最速151キロを計測し、高速スライダーの制球も抜群。オリックス打線のバットからは快音が聞かれなかった。
味方打線は二回に中村剛也が先制の20号ソロを放ち、エルネスト・メヒアも2本のホームランで突き放す。投打の主役が最高の働きを見せた西武、2位・日本ハムが敗れたためゲーム差を0.5に縮めた。
敵地での連勝にファンからは、「金子千尋に勝ったことがデカイ!」「金子投手との今季初対戦で勝ったのは大きい!」「雄星、エースの風格が出てきましたね!」「雄星の覚醒はいよいよ本物!6月MVPも見えてきましたね」「メヒア選手、波に乗ってきてますので、バカスカ打ちまくって下さい」など雄星、メヒアの調子が上がってきたことを喜ぶ声が多い。
一昨年は前半戦好調ながら、後半戦は怪我で欠場。昨年は5勝11敗と大きく負け越してしまった。今年こそ初の2桁勝利達成でエース襲名なるか。
《岩藤健》
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