ベルギーのヘルト・ドックス(ロット・スーダル)は、2015年クリテリウム・デュ・ドーフィネ第1ステージのわずか1.5km地点で落車に巻き込まれ、ヒジと鎖骨を骨折。6月10日に手術を受け、無事成功した。
今後、6~8週間のリハビリを行うことになる。ドックスは自らの不運を嘆いていた。
「本当に不運だった。ツール・ド・ピカルディとベルギー・ツアーではいい走りをしていた。数カ月前にE3ハーレルベケで落車し、1週間半自転車に乗れなかった。全力で走れるまでに、3週間かかった。ドーフィネとベルギー選手権を楽しみにしていたんだ」
「でも、ドーフィネはすぐに終わった。1.5km地点で隣の選手がペダルの上に立ったら、彼のチェーンが切れ、落車して僕のバイクに当たったんだ。僕も落車した。30秒間地面に座り込んで、終わりだと気づいたよ。鎖骨とヒジに痛みを感じたんだ」
「今はまだ痛い。去年鎖骨を折ったとき以上だね。バイクに戻る前に、再びヒジを伸ばせるまで待たないといけない。骨折は3年連続だ。精神的につらいけど、過去は最高のレベルで復帰することができた。シーズン後半でいい走りができることを願うよ」
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