フランスの2015年クリテリウム・デュ・ドーフィネ、6月11日の第5ステージ。アメリカのティージェイ・バンガーデレン(BMCレーシング)は、チームメイトのローハン・デニスからリーダージャージを引き継ぎ、総合首位に立った。
バンガーデレンはラスト2kmでのクリストファー・フルーム(スカイ)のアタックを追いかける。そしてゴール前でかわして、優勝したロマン・バルデ(AG2Rラモンディアル)に続くステージ2位を獲得し、総合首位に浮上した。
「ここにはキンタナ、コンタドール以外のツール・ド・フランスのビッグネームが全員いるから、イエローブルージャージを着るのはとても満足だ。もちろん、彼らは調子がいい。(ニーバリとバルベルデは)トレーニングのために来てるわけじゃない」
「みんな違うやり方があるし、彼らの調子がツールに向いている限りはドーフィネであまり深読みすることはできない。僕は去年とほぼ同じだった」
「ドーフィネは偉大な歴史を持つビッグレースだ。僕たちは3日間イエロー(総合首位)を守ったし、それには満足だ。1日1日取り組むよ。すぐに(フルームとの)差を詰めようとは考えなかった。自分の中でほどよい距離をキープし、最後に少し詰めたんだ。彼は逃げ切ると思ったから、ちょっと驚いたよ」
「どんなスポーツでも勢いは重要だ。サッカーでも、バスケットでもね。僕たちは少し勢いをつかんだし、このまま進み続ける。3ステージ残っていて、毎日勝者にはボーナスタイム10秒がある。それが差を生むだろう。(総合首位を)防衛するためベストを尽くすよ」
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