近ごろ盛んにバルセロナ退団、他クラブへの移籍が報じられているダニエウ・アウベスが会見を開き、去就はシーズン終了後に発表するとした。スペイン国王杯、チャンピオンズリーグ決勝を前に明言は避けたが、会見ではクラブへの不満を隠そうとしなかった。
アウベスは「バルセロナとは6月30日まで契約がある。今は2つの決勝を楽しむことだけ考えている」と語り、チャンピオンズリーグ決勝が終わる6月7日までは、来季に関して具体的な話はしないとした。
「最終的な決断はそれらが終わってから明かすつもりだ。契約がある限りはバルセロナの選手なので、未来についてこれ以上は何も言わない」
会見でアウベスはスペイン紙『マルカ』からの質問を拒否した。これは『マルカ』が、アウベスは金銭面でバルセロナと揉めているかのように書いたのが理由だ。
「バルセロナに残りたいとは思っているが、クラブからは自分への敬意を感じない。金銭面では話したいと思わないが、リスペクトされてないことは別だ。自分には足が2本ある。だがそのうち1本と、頭までも外へ出ている」
パリ・サンジェルマンへの移籍は否定したが、マンチェスター・ユナイテッドなども獲得に動き出している。
《岩藤健》
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