日本代表DF内田篤人の所属するシャルケが、ロベルト・ディ・マッテオ監督と契約解消で合意したと、ドイツ誌が伝えている。
今シーズンのシャルケは一時3位まで浮上。チャンピオンズリーグ出場権争いを続けていたが、終盤に失速し6位でシーズンを終えた。ハンブルガーとの最終戦も0-2で落とし、監督の解任は避けられないだろうとの見方が強かった。
失速の原因はアウェーでの弱さだ。2015年に入ってから、シャルケは敵地でリーグ戦未勝利。4分け5敗の成績だった。最終戦も残留争い中のハンブルガーにアウェーで敗れ、ディ・マッテオ監督は「今日のスコアは本当に不満だ。だがシーズン後半の典型的なものでもある」と、今シーズンを振り返った。
日本人選手の所属するクラブも、激しい残留争いを演じてきたブンデスリーガ。今シーズンの全日程を終え、それらのクラブはすべて来シーズンも1部で戦えることになった。
降格はフライブルクとパーダーボルン。そして最終戦でシャルケを破ったハンブルガーは、首の皮一枚つながり残留をかけたプレーオフへ回ることが決まった。
《岩藤健》
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