2015年UCI MTBワールドカップ・クロスカントリー第1戦が5月24日、チェコのノブ・メストで開催。女子はスイスのヨランダ・ネフ(ストクリ)が優勝を飾った。
ノブ・メストは、ワールドカップ全戦の中でも屈指の難コース。急勾配の上りが多く、またむき出しの木の根、人工の岩場などが組み合わさり、選手、バイクにとって厳しい戦いが予想された。
女子注目選手のひとりは、ロードとシクロクロスの二冠の世界女王、ポーリン・フェランプルボ(ラボリブ女子)。23歳のフランス人は、昨年このコースで3分の大差をつけて優勝している。そして、最大のライバルとなるのが、元チームメイトのネフだった。
ネフは、スタートダッシュに成功してリードを拡大。その後、ベテランのガンリタ・ダール(マルチバン・メリダ)が差を縮めてくるが、フェランプルボはふたりに対抗できず引き離される。
ネフとダールの争いは最終ストレートに持ち込まれるが、ネフが最後に力を振り絞り、ダールを引き離して歓喜の優勝を飾った。
【やわらかスポーツCYCLE】
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