大会名を変えながら長く親しまれてきたマウンテンバイク(MTB)イベント「AKI GREEN
CUP」が5月16日と17日の二日間、長野県・富士見高原スキー場で開催された。
本大会は2015年で20回を数え、MTBイベントの中でもとりわけ長い歴史を持っており、ユーザーから親しまれてきた。都心から3時間弱で着ける富士見高原で開催されていることもあり、毎年の参加を楽しみにしているファミリーやグループも多い。
八ヶ岳や南アルプス連峰、エンデューロでは富士山も見渡す事ができる壮大な景色のコースは都市部では味わえない開放感があり、それも人気のひとつだ。
レースはファミリー、初級者からホビーレーサーまで楽しめる8時間と4時間の耐久レース、会場を離れ富士見高原の山中を走るエンデューロレース、未就学児から中学生までを対象にしたキッズ&ジュニアエンデューロ、特設コースを設定したシクロクロスや本格的な岩場も走るトレイルランニングなどが行われた。
各参加者が自分のスタイル、力量に合わせ広く参加を受け入れることができるこの大会。初心者の頃から通い続ける方も多く、二日間の開催という事もあってキャンプやペンションに宿泊しながらの参加というスタイルが大半を占めている。
20回目の記念大会でもあった今回は、例年からのカテゴリーの他にも新たな企画が多く、来年以降もリニューアルを続けながら参加者を楽しませてくれることだろう。まだ参加されていない人や、特にこれからマウンテンバイクを始める人、ファミリーにオススメしたい大会だ。
《高橋智宏》
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