【レッドブル・エアレース現場より】
Posted by サイクルスタイル on 2015年5月16日
表彰台には、
1位 ポール・ボノム( 51.502)
2位 マット・ホール (51.884)
3位 マティアス・ドルダラー(53.903)
の3名が上がった。
前レースのアブダビに続き、千葉でも1位を獲得したボノム。レース後の記者会見で「今シーズン負け無しの素晴らしいスタートだが、今後どう戦っていく?」と質問が飛ぶ。
「今までやってきたとおり望むだけです。今回のレースの結果は一旦忘れて初心に帰ることが大事だと思っています。気を緩めることは簡単なので、引き締めていかなくてはと思います」
「練習期間は台風に見舞われるなどして多少問題がありましたが、レッドブル・エアレースにとっても日本でのこの経験は生きると思いますし、その中で機体を整備してくれたスタッフにはビールをおごりたいと思います」
2戦続けて2位を獲得し、上々の滑り出しを見せたホールも激しいレースを振り返った。
「滑り出しは好調なので、早く隣に座っているポールの順位を奪いたいと思っています。日本は訪れるのに素晴らしい国で、今日も家族を連れてきているのですが、彼らの前でいい成績を残せたことを嬉しく思います」
3位を獲得のドルダラーは勝つための条件についても話した。
「今回は準備も本番もうまくいき、堅実さがでてきたと思います。わずか1秒間の中で多くのパイロットが競い合うようなレースでしたから、誰が表彰台に登ってもおかしくなかったと思います」
「勝つためにはとにかく速く飛ぶことにつきますが、チーム、当日の調子など様々な要因があって勝利に結びつきます。自分に自信をもつことが必要です。学習、経験を積んで身についてくるものだと思いますが、僕もこの表彰台に登る常連になりたいと思っています」