アメリカの2015年ツアー・オブ・カリフォルニア、5月16日の第7ステージはオンタリオ~マウント・ボルディ間の128.7km。フランスの若手ジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ)が頂上ゴールを制し、プロ2勝目を挙げた。
最後の上りに向けてスカイがペースを上げ、人数が絞り込まれる中、セルジオルイス・エナオ(スカイ)がアタック。唯一アラフィリップのみが反応し、お互いに攻撃を仕掛ける。
さらにラスト4.1kmでアラフィリップが加速すると、エナオとの差を開き、最後は23秒差をつけてキャリア最大の勝利を挙げた。3位には同じく23秒差でイアン・ボズウェル(スカイ)が入った。
この結果、アラフィリップはペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)に2秒差をつけて総合首位にも浮上した。
アラフィリップは、「エナオはアタックし、ストップし、またアタックし、ストップした。情け容赦なかったね。残り約4kmで僕はアタックした。エナオが戻ってくるとずっと考えていたけど、僕は逃げ切るためにベストを尽くした。ラスト200mでようやくステージ優勝を確信したよ」と喜んでいた。
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