【F1 スペインGP】ロズベルグ、完璧なレース運びで今季初優勝…メルセデスが強さをみせる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【F1 スペインGP】ロズベルグ、完璧なレース運びで今季初優勝…メルセデスが強さをみせる

スポーツ 短信
今季初優勝を挙げたニコ・ロズベルグ
  • 今季初優勝を挙げたニコ・ロズベルグ
  • ロズベルグが序盤からライバルを圧倒
  • 2015F1スペインGP決勝の様子
  • 今季初優勝を飾ったニコ・ロズベルグ
  • 白熱したベッテルとハミルトンの2位争い
  • 2015F1スペインGP決勝の様子
  • 2015F1スペインGP決勝の様子
  • ジェンソン・バトンは16位フィニッシュ
2015年のF1第5戦スペインGPの決勝が10日カタロニア・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたニコ・ロズベルグが今季初優勝を飾った。

前日の予選で今季初のポールポジションを獲得したロズベルグは、その勢いで1コーナーを制すると序盤から後続とのリードを広げていく。スタートで2番手に浮上したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が一進一退のバトルを繰り広げている間に1分31秒台のペースで一気に逃げる。15周目に行なった1回目のピットストップ時には早くも8秒のリードを築いた。中盤以降もミスのない安定した走りで独走状態に持ち込んだ。

中盤戦はベッテルとハミルトンの2位争いに注目が集まり、コース上での追い抜きが難しいと判断したハミルトンが3回ストップ作戦に変更。特にハードタイヤでライバルを圧倒する走りでアドバンテージを作り出し、終盤にベッテルを逆転。その勢いで首位を独走するロズベルグを猛追したが、さすがにタイム差があり過ぎ、トップ奪還は叶わなかった。

一時は20秒近い差をつけ、最後まで盤石な走りをみせたロズベルグは、今季初のトップチェッカー。通算9勝目を挙げた。2位にはハミルトンが入り今季3回目のワン・ツーフィニッシュ。3位にはベッテルが続いたがトップ45秒差と、メルセデス勢の強さが際立ったレースとなった。

今回は2台揃って予選Q2へ進出したマクラーレン・ホンダ。決勝では今季初のポイント獲得に期待が集まった。その中でもフェルナンド・アロンソは中盤まで12位を走行しペースも悪くなかったが、ブレーキトラブルにより26周でリタイアとなった。一方のジェンソン・バトンはスタートで大きく後退。粘り強く追い上げをみせたが16位でチェッカーを受けた。

2015 F1スペインGP 決勝結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
4.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
5.キミ・ライコネン(フェラーリ)
6.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
7.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
8.ロマン・グロージャン(ロータス)
9.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)
10.ダニール・クビアト(レッドブル)


16.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
リタイア.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
《吉田 知弘@レスポンス》

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