5月1日に予定されていたドイツのワンデーレース、ルント・ウム・デン・フィナンツプラッツ・エシュボルン・フランクフルトがテロの対象となっている可能性があるため、州犯罪捜査部により中止とされた。
4月30日朝、フランクフルト郊外のオーバーウルゼルで男女2名がテロ攻撃を計画、準備していた容疑で逮捕された。その後の容疑者宅の家宅捜索で、作動可能なパイプ爆弾、爆発物の材料となりうる爆薬や化学物質などが押収された。
攻撃対象はまだ明らかになっていないが、逮捕された場所がレースのコースと重なっていた。また、他に爆発物が製造され、流通しているかは未確認で、共犯者に対する捜査が続行中だ。したがって選手、観客らの安全を確保するため、レースの中止が決定した。
同レースは、かつてはフランクフルト・グランプリとも呼ばれたドイツ伝統のワンデーレース。2015年大会には、地元ドイツのジョン・デゲンコルブ(ジャイアント・アルペシン)やノルウェーのアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)らクラシックで活躍した選手も出場予定だった。
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