さらに、事故から2年後にザナルディはモータースポーツに復帰し、2009年にはパラサイクリングに転向。ロンドンパラリンリック出場を目指し、すぐさま国際レベルでのトップ選手へとなる。
そして、ザナルディはパラサイクリングで数々の世界タイトルを獲得。2012年ロンドンパラリンピックではロードレースと個人タイムトライアルで金メダルふたつ、団体混合リレーでもイタリア代表として銀メダルを手に入れた。
ロンドンパラリンピック後にザナルディは、「もしまだ2本の脚があったら、ロンドンへは行っていなかっただろう」と話していた。
UCIのブライアン・クックソン会長は、「彼の才能、決意、フェアプレーの精神は、健常者や障がい者にかかわらず、未来のアスリートの模範だ。彼は真のスポーツヒーローだ」と称賛した。
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