フランスのクラシックレース、2015年パリ~ルーベが4月12日に開催。優勝候補の一角だったスロバキアのペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)は腹痛と変速トラブルに見舞われ、最後の争いから脱落した。
ラルス・ミカエルセン監督は、レースが後半戦に入ったところでサガンに最初のトラブルが起こったと振り返る。
「レースのキーポイントとなる(石畳区間の)アブルイとアーレンベルグに向かう前に、運悪くペーターは腹痛を起こし、ストップすることになった。しかし、パベル・ブルットらのチームワークのおかげで、アーレンベルグの手前で彼は先頭集団に戻ることができた」
しかし、終盤の勝負どころで再びサガンはトラブルに遭遇する。
「終盤、彼は(石畳区間の)カルフール・ド・ラルブルに集中していた。しかし、ここで変速機に原因不明のトラブルが発生し、アウターギアに上げられなくなった。ライバルたちがカルフール・ド・ラルブルでアタックを始めたとき、彼は反応できなかった。我々は終盤ギリギリにバイク交換することになった」
この結果、サガンは優勝争いに絡むことができずに第2集団でゴール。23位に終わった。
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