4月12日開催のフランスのクラシックレース、パリ～ルーベは、イギリスのブラッドリー・ウィギンス（チームスカイ）にとってトッププロレベルでの最後のロードレースとなる。
このレースを最後にチームスカイを離れ、リオ五輪に向けたトラック競技の準備に入るウィギンス。ツール・ド・フランス総合優勝、五輪金メダル、TT世界選手権優勝と数々のタイトルを獲得してきた自転車界の英雄にとって、パリ～ルーベ優勝はいまだ手にしていない栄冠のひとつ。しかし、ウィギンスはそれを手に入れることは叶わぬ夢だということも覚悟しているようだ。
「パリ～ルーベで勝つのはずっと夢だったけど、おそらく夢のまま残るんだろう。でも、欲しいものがつねに手に入らないとはわかっていながらも、成功のために全力を尽くすつつもりだ」
「僕がキャリアで獲得してきたものは、予想と比べてもすでにすごいものだ。マイケル・ジャクソンのようにムーンウォークしたいけど、できないのはわかっているんだ」
《》
page top
