ベルギーで4月5日に開催された2015年ツール・デ・フランドル。フランスのFDJのチームカーに大会車両のニュートラルサポートカーが追突し、FDJの選手セバスチャン・シャバネルが巻き込まれる事故が起こった。
レースの残り77km地点、メカトラブルのためコース脇に止まったシャバネルのもとへ、FDJのチームカーがやってきた。しかし、その直後にいたニュートラルサポートカーが止まり切れず、チームカーに追突。そのあおりを受けて、シャバネルが吹き飛ばされた。
シャバネルは太ももに大きな血腫ができ、6日にもさらなる検査を受ける予定である。またチームカーに乗っていたマルク・マディオ監督、フレデリック・ゲドン監督、メカニックの3人は追突の衝撃による痛みを訴えている。
マディオ監督は、「シャバネルの後ろに来たとき、ニュートラルサポートカーにぶつけられた。フランドルのようなレースでは起こりうるけど、運よく我々はシートベルトをしていた。我々は20m飛ばされ、セブにぶつかって、彼は宙を舞った。ありがたいことに、彼のケガは大きくないようだ」と振り返っている。
この事故の前には、ジェシー・サージェント(トレックファクトリーレーシング)がニュートラルサポートカーと接触するアクシデントも起こっていた。
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