テニスのマイアミ・オープンは4月4日、女子シングルス決勝戦が行われた。第1シードのセリーナ・ウィリアムズが第12シードのスアレス・ナバロを6-2、6-0のストレートで下し優勝。セリーナはマイアミ8度目の栄冠を手に入れた。
女王セリーナは序盤からナバロを圧倒し続け、付け入る隙を与えない完勝だった。第1セットはファーストサービスが入ったとき、ポイント獲得率100パーセント。4本のエースも決め、1度もナバロにブレークポイント与えなかった。
第2セットに入っても勢いは衰えず、強烈なサーブと多彩なショットでナバロを翻弄する。今大会ここまで苦しみ続けてきたサーブが持ち直したことにより、セリーナは自信を持って伸び伸びとプレーできた。一方のナバロは大舞台で緊張したか動きが鈍く、決勝まで勝ち上がってきた勢いが感じられなかった。
3度のブレークチャンスすべて決めたセリーナが格の違いを見せつけ、ツアー通算66個目のタイトルを獲得した。
《岩藤健》
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