オリックスは4月5日、京セラドーム大阪で日本ハムと対戦。連敗脱出に向け、2回には坂口智隆外野手が適時打を放つなど幸先の良い展開となったが、その後は主軸の糸井嘉男外野手らのバットが沈黙し、日本ハムに2-7で敗れた。
開幕9試合目で早くも2度目の4連敗。2015年、いまだ1勝しかしていないオリックスの森脇浩司監督は、「これだけの応援をもらっているし、応えられるようにしたい」と話すのが精一杯だった。
不振の続くチームに対して、「これだけ勝てないのは予想していなかった」「金子がいないとここまで落ちちゃうのかな」「打線の名前だけみればパ・リーグナンバーワンともいえるくらいなのに…」など、チーム状態に失望するファンの声が多く寄せられていた。
昨オフは大型補強に成功したオリックス。開幕前はソフトバンクと並んで優勝候補におす専門家の声が多かっただけに、ファンの落胆も大きい。エースの金子千尋はいまだ復帰の見通しがたたず苦しい状況が続く。今季からキャプテンを務める糸井ら主軸の奮起に期待したい。
《浜田哲男》
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