【プロ野球】巨人オープン戦6連敗、不安残したまま全日程を終える | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】巨人オープン戦6連敗、不安残したまま全日程を終える

スポーツ 短信
野球 イメージ(c)Getty Images
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3月22日のオープン戦で巨人はロッテに1-6で敗れた。これで泥沼の6連敗。リーグ4連覇を目指すチームは、多くの課題を抱えたまま開幕を迎えることになる。

オープン戦のチーム打率12球団中11位。重量打線を誇り球界に盟主として君臨してきたチームが、信じられない打撃不振に陥っている。この日もロッテ先発の唐川侑己、イ・デウンの前に4安打1得点と沈黙。巨人らしい野球は見られなかった。

これにはファンも「昨年に続いて今年も苦戦しそう。とにかく打てない、打てない、打てない」「この湿った打線は去年からそのままって感じだな。大丈夫なんだろうか?」と、不安を口にする。

投手陣にも不安がある。左の山口鉄也とともにリリーフ陣を支えてきたスコット・マシソンが、不調から2軍での調整を命じられたのだ。マシソンは8回から登板したが2/3回を投げ1失点。イニング途中でマウンドを降りた。

「役者はそろっている。あとは力を発揮できるようにするだけ」と原辰徳監督はコメントしているが、怪我人も多くベストメンバー組めない状況は頭の痛いところだろう。

「クライマックスシリーズに滑り込めば優勝の可能性はある。巨人が4月、5月弱いのは結構ある」という声がある一方、2014年シーズンも貧打に泣き苦戦した巨人には「去年はずっと低空でそのままCSまで突入、結果がアレだからな」と、阪神に喫した4連敗を思い出すファンもいた。

平成の名将として評価を確固たるものにするためにも、リーグ4連覇に向け原監督の手腕が問われる。
《岩藤健》

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