国際サッカー連盟（FIFA）は、2022年に開催が予定されているW杯カタール大会の開幕を11月とし、決勝は12月18日に開催することを発表した。
前例のない時期の開催だ。通常、夏に開催するワールドカップを冬に開催することが決定。世界各国のリーグ戦日程に少なからず影響を与えることは必至だ。Jリーグの村井満チェアマンは「2017年くらいからJリーグのスケジュールなど議論しないといけない」と中長期で取り組む大き過ぎる問題であることを示した。
これに対してファンから、「冬開催ってW杯のイメージにないな。暑いのと寒いのと選手はどっちがいいんだろうか」「プレミアリーグとか大変そう。その時期の試合が多いしね」「そもそも、カタールと決めた時点で問題があった」「これで問題が解決されたわけじゃない。日程の調整がむちゃくちゃ大変そう」など、開催時期と各国リーグ戦との兼ね合いを懸念する声が多く寄せられていた。
FIFAは、31～32日間だった会期を28日程度に短縮したことも発表。各国のリーグ戦日程に対する配慮とみられるが、どうなるものか。まだまだ問題は山積だ。
《浜田哲男》
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