2015年からサンフランシスコ・ジャイアンツに所属する青木宣親選手は、開幕を控えたインタビューに答え、シーズンの始まりを間違いなく良い状態で迎えられるだろうと語った。
---:日本人も多いサンフランシスコは住みやすい?
青木宣親選手(以下、敬称略):環境は大きくは変わらない。アメリカという異国の地で大変なこともたくさんあると思う。でも、今までよりは生活しやすい部分も増えると思うし、そこに対するストレスは今までよりは感じないのかなと思う。
---:ジャイアンツはどんなチーム?
青木:ワールドシリーズで対戦してみて、雰囲気の良いチームという印象が残っていた。実際にキャンプで一緒に過ごしてみて、そういうイメージ通りという感じ。
---:最近のパフォーマンスについて
青木:段々良くなっている感じはする。内容も良くなってきているし、守備も打撃も良くなってきていて、いい感じでプレーができていると思う。開幕には間違いなく、いい状態で臨めると思う。
---:今シーズンの目標は?
青木:チームとして世界一になること。個人としても今までで最高の成績を残したいと思っている。そんな中で世界一を獲る。それが目標。
2014年シーズン、青木が所属したカンザスシティ・ロイヤルズはワールドシリーズに進出し、最終戦までジャイアンツと競ったが敗れた。チームは世界一にあと1歩まで迫ったが、一方で青木個人はメジャー移籍から3年連続で打率、出塁率が落ちており、ホームランも1本しか出なかった。
新天地に移った青木にはキャリアハイの成績、イチロー以来となる日本人3割バッターの期待がかかる。
《岩藤健》
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