マレーシアの2015年ツール・ド・ランカウィ。3月9日の第2ステージはアロースター~スンガイ・プタニ間の185km。イタリアのアンドレア・グアルディーニ(アスタナ)がゴールスプリントを制し、2連勝を飾った。
ランカウィ島からマレー半島本土に移ったこの日、序盤は6人の選手が逃げる。メイン集団は残り20kmからペースを上げて追走、最後まで粘った2人も残り6kmで吸収された。
ゴールスプリントは前日の第1ステージとは異なり、グアルディーニが先にしかける。その背後からカレブ・ユワン(オリカ・グリーンエッジ)が追い抜きを試みるが、グアルディーニはそのまま抑え切って区間2連勝を手に入れた。これでグアルディーニは2015年3勝目、ランカウィ通算ステージ16勝と自ら持つ記録も更新した。
2位は2日連続でユワン、3位はヤコブ・マレツコ(サウスイースト)。日本の福田真平(愛三工業レーシング)が6位に食い込んだ。
リーダージャージも守ったグアルディーニは「ユワンは強いと思うけど、最初の2ステージは彼向きじゃなかったんだ。明日は序盤に上りがあるタフなステージだから、彼にとっていいかもね。今回は自分で動かなければならず、最初に前に出た。でも、調子がよかったから、前を守れたんだ」とライバルの力を分析して、振り返っていた。
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