2013年と2014年のジロ・デ・イタリアで、2年連続の総合2位に入ったリゴベルト・ウラン(エティックス・クイックステップ)。チームメイトのジャンルカ・ブランビラとともに、2015年ジロ第14ステージの個人タイムトライアル(TT)コースを3月5日に試走した。
第14ステージは59.2kmと距離が長く、アップダウンも多い。ウランは2014年第12ステージの個人TTで優勝し、数日間マリアローザに袖を通した。また2015年2月には母国コロンビアのTT選手権で優勝し、ナショナルチャンピオンジャージも獲得。
試走を終えたウランは、次のように印象を語った。
「大好きなコースだ。ジロが2週間過ぎた後に、このTTはある。全選手のエネルギーレベルが限界のときだから、(総合優勝を争う)カギになりうる。1時間15分~20分のTTになるからタイム差はかなり大きくなりそうだ。総合争いにとって重要だね」
「予想は難しい。最初のストレートは平坦だけど、小さな丘に入ると注意が必要だ。最後の数kmも難しく、頑張り続けないといけない。去年、僕が勝ったTTとはまったく違うね」
「でも、自信はある。コースは完璧に僕向きだし、ここまでTTの準備は一生懸命やってきた。僕はコロンビアナショナルチャンピオンだから、TTでいい結果を出し、国とチームの代表となりたいね」
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