「単純なミスが多かった。自分の良いときのテニスができなかった」と、試合内容を振り返った錦織。その言葉が示すように勝負所でのミス、粘り不足が目立った。
第1セットは先にブレークされるもブレークバックし返し、ここから乗っていきたいところであっさりミスによりサービスゲームを落としてしまう。体調が悪くフィジカルに不安を抱えながらのプレーだったと明かしたが、確かに展開への対応や集中力の欠如にその影響は出ていたように思う。
それでもATP500の大会で準優勝したことにより、世界ランキングはひとつ上がって4位。ついにトップ4入りを果たした。
女子のクルム伊達に並ぶ日本人最高位に、ファンも「ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、錦織だもんなぁ。信じられない」「ジョコ、フェデラー、ナダル、錦織、マリーって並び冷静に意味がわからないな。すごすぎる。こわい」「もう上にはジョコビッチ、フェデラー、ナダルしかいないんだもんなぁ。。。しかしそのTOP3がとんでもない化け物」「ジョコビッチ、フェデラー、ナダルの次に錦織って凄すぎる」「ジョコビッチ、フェデラー、ナダルの3人の次に日本人がくるなんて…。昔は考えられんかったぁ」など、ただただ凄すぎると驚いていた。
日本人初を更新し続ける錦織。本人も最新の世界ランキングを確認し、公式Twitterで「次の段階へ進めたことを非常に誇らしく思っています」と喜びを伝えた。
Just saw the new rankings. Very proud of another step….#4 this week pic.twitter.com/zIFx8PYQPC
Kei Nishikori (@keinishikori) 2015, 3月 2