ベルギーで3月1日に開催された2015年クールネ~ブリュッセル~クールネ。ノルウェーのスプリンター、アレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)はライバルのマーク・カベンディッシュ(エティックス・クイックステップ)に敗れ、悔しい2位となった。
ツアー・オブ・カタールとオマーンで4勝を挙げ、好調なシーズンのスタートを切ったクリストフ。この日はカチューシャがラスト30kmから集団をコントロール。ゴールスプリントではクリストフがラスト200mでトップに立ち、左側のフェンス沿いにゴールへと突進する。
しかし、最後の瞬間にカベンディッシュに抜かれ、惜しくも2位となった。クリストフは2連覇を狙うイタリアのクラシックレース、ミラノ~サンレモではカベンディッシュにリベンジすると誓っている。
「僕は1日中疲れていたし、脚には昨日(オムロープ・ヘット・ニュースブラッド)の疲れも残っていた。最後はチームが完璧なポジションに僕を運んでくれたけど、マークの方がちょっと速かった。彼は昨日レースしていなかったから、脚がちょっとフレッシュだったのかもね」
「マークが速いのはわかっているし、彼は世界最速の男のひとりだ。だから、彼に負けるのはそんなに悪いことじゃないよ。もちろん彼に勝ちたかったけど、ミラノ~サンレモでもう一度チャンスがある。ベストを尽くせば彼を倒せるかもね」
《》
page top