2015年ツアー・オブ・カタール、2月11日の第4ステージはアル・タキラ～ウンムサイード間の165.5km。ノルウェーのアレクサンドル・クリストフ（カチューシャ）が、集団スプリントで今大会2勝目を飾った。
レース主催者は風の予報を考慮し、スタート時間を予定より1時間早めた。結果的にレースに大きなトラブルはなかったが、この日も向かい風のため集団はスローペースで進む。
序盤は3人の選手が逃げに乗り、最大4分のタイム差を築くが、残り約19kmで吸収される。最後は集団スプリントで決着。クリストフは早めに仕掛けるが、左側から追い上げてきたペーター・サガン（スロバキア）をギリギリ抑え込んで第2ステージに続く勝利を挙げた。3位にはニキアス・アルント（ジャイアント・アルペシン）が入った。
クリストフは「1日中向かい風が強かったから、ペースが遅くてラスト数kmまでレースは楽だった。終盤でもみんな元気だったから、スプリントは混乱したね！ 位置取りが重要だった。チームメイトの仕事は完璧だった。ラスト1kmで僕を理想的なポジションに置いてくれたから、長いスプリントの後でもサガンを後ろに抑えられたんだ。ステージ2勝目はうれしいよ。僕はツアー・オブ・カタールで勝ちたいんだ」とうれしそうに語っていた。
クリストフはポイント賞でもトップに立ち、シルバージャージを獲得。総合首位のゴールドジャージはニキ・テルプストラ（エティックス・クイックステップ）が守っている。
《》
page top
