2月23日、ヤクルトの成瀬善久投手が休日を返上。キャッチボールやランニングなど精力的に体を動かして、24日の韓国ハンファ戦に備えた。
2015年はモチベーションが違う。ロッテからフリーエージェントでヤクルトに加入した成瀬は、明日に迫った実戦マウンドへ向けて闘志をみなぎらせていた。「とにかく頑張りたい」。シンプルな言葉に新天地での活躍を誓う強い意思が感じられた。
成瀬に対してファンは、「今季はやる気がみなぎってる！」「ロッテの首脳陣を見返してやれ！」「開幕投手目指してがんばってほしい」など、ヤクルト1年目を迎える成瀬の活躍に期待。
ロッテでは毎年のように開幕投手を務め、「それが当たり前のような錯覚に陥っていた」と成瀬は語る。慣れ親しんだ環境であるがゆえの居心地の良さに、逆に刺激の無さを感じていたのかもしれない。
ヤクルトには開幕投手常連の石川雅規、そして2014年開幕投手のライアンこと小川泰弘がいる。新人の成瀬にはゼロからのスタートだ。この中で開幕投手を勝ち取ることに価値がある。成瀬は、虎視眈々と開幕投手を狙っている。
《浜田哲男》
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