カンザスシティ・ロイヤルズから2014年の世界王者サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した青木宣親外野手が、キャンプインを前にしてチームに合流。早速キャッチボールや打撃練習で精力的に動いた。
2014年シーズンにワールドシリーズで対戦したチームへの移籍となった青木。指揮官のブルース・ボウチー監督は青木について、「正左翼手として期待している」と高い評価を受けている。青木は「レフトができるところもアピールしたい」と語るなど、その期待に応える準備は万全だ。
青木に対してファンは、「最初は練習生扱いだったけど、よくここまで来れたよな。青木の根性と意地を感じる」「もともと実力のある選手。ただ、日本人だから過小評価されていただけ。青木が悪かったわけじゃない」「今年は3割打ってほしい。チームとしては連続世界一を目指してほしい!」など、新天地での青木のさらなる活躍に期待している。
青木はメジャー4年目を迎える。昨季はロイヤルズで打率285、17盗塁と活躍。ロイヤルズの29年ぶりのワールドシリーズに大きく貢献した。2015年は世界一チームに移籍したことで、チームでの競争も激しくプレッシャーもかかるが、不屈の魂であらゆる障壁を乗り越えてきた青木ならやってくれるはずだ。
《浜田哲男》
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