【アンダルシア一周15】第3ステージ、コンタドールが今季初勝利 頂上ゴールでフルームを引き離す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【アンダルシア一周15】第3ステージ、コンタドールが今季初勝利 頂上ゴールでフルームを引き離す

スポーツ 短信
アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)
  • アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)
  • クリストファー・フルーム(チームスカイ)
  • ロマン・バルデ(AG2Rラモンディアル)
スペインの2015年アンダルシア一周。2月20日の第3ステージはモトリル~アルト・デ・ハザリャナス間の159.8kmで行われた山岳ステージ。スペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)が頂上ゴールで早めのアタックを仕掛け、独走で今季初勝利を飾った。

ティンコフ・サクソは序盤からハイペースでレースをコントロール。早めに逃げ集団を捕まえ、最後の上りアルト・デ・ハザリャナスに突入する。

その後もティンコフ・サクソの選手たちが奮闘。まずヘスス・エルナンデスがペースをキープし、集団から多くの選手が脱落。上りの途中の短い下り区間ではセル、ジオ・パウリーニョが先頭集団を引き伸ばす。次にイバン・バッソがペースを上げると、それについていけたのはコンタドールのみで、ライバルたちとは差を開いた。

これを見たコンタドールは、残り7kmで単独アタック。急勾配で道路脇にはまだ雪が残っている道を単独で駆け上がっていく。後方ではクリストファー・フルーム(スカイ)だけが反応し、20~35秒差で追いかける。

しかし、コンタドールの勢いは衰えることなく、最後は得意のピストルポーズでゴールラインを越えた。2位は19秒差でフルーム、3位は1分39秒差でロマン・バルデ(AG2Rラモンディアル)が続いた。

この結果、コンタドールは総合首位のリードを広げ、2位に上がったフルームとの差を27秒とした。

コンタドールは「この勝利は特にうれしい。特にチームメイト全員がすごく頑張った後につかんだものだからね。おかげでライバルたちは多くのエネルギーを消費したんだ。パウリーニョが集団を伸ばし、バッソが激しく引っ張って差を作った。だから、僕は早めに飛び出し、単独で行こうと決心したんだ」とチームメイトに感謝した。
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