【東京オリンピック2020】NECが「ゴールドパートナー」に決定…会見速報 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【東京オリンピック2020】NECが「ゴールドパートナー」に決定…会見速報

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【東京オリンピック2020】NECが「ゴールドパートナー」に決定…会見速報
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東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、NECと東京2020スポンサーシップ契約を締結した。2月19日、都内の記者会見にて発表された。

契約内容は国内最上位のパートナーとして位置づけられる「東京2020ゴールドパートナー」であり、スポンサーカテゴリーは社会の安全・安心を効率的に支える「パブリックセーフティ先進商品」とネットワーク商品が中心。NECの技術を活かし、安心・安全な東京2020の実現に向けて貢献を図っていくとしている。

会場にはNECやオリンピック関連者がそれぞれ挨拶をし、各立場からオリンピック・パラリンピックについての思いを明かした。

■遠藤信博氏 NEC 代表取締役 執行役員社長

この度、NFCが東京2020ゴールドパートナーとして、史上最高の大会を目指す東京2020オリンピック・パラリンピックに日本の最高のおもてなしをもって貢献できることを、大変光栄に思います。NECの総力を集結し、様々なイノベーションの協奏により、現在人が豊かに生きるためのソリューションをNECのICT技術をもって、大会を多くの人が安心かつ楽しんでいただくことに貢献していきたいと思っています。

人々が分け隔てなく、心から楽しむことのできる東京2020の実現を目指して参ります。NECは、20年以上にわたる車いすテニスの支援など、持続可能な社会の発展に向けた、数多くの取り組みを展開して参りました。これからも世界の人々が相互に理解を深め、人間性を十分に発揮する豊かな社会の実現に向けて、オリンピック・パラリンピックムーブメントに貢献してまいります。

■森喜朗氏 公共財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長

本日、NEC様との間で、ゴールドパートナー契約締結の発表をできますことを、大変嬉しく思います。日本を代表する企業であるNEC様の参画は、大会の成功にとって非常に意義深いことです。NEC様には、大会に必要な通信網のご支援をいただくほか、最先端のセキュリティー技術を導入いただくことで、ネットワーク機器、生体認証などのセキュリティなど、大会の安全面をしっかりサポートしいただきたいと考えております。

世界一安心・安全な東京というテーマを掲げてオリンピックを勝ち取ったので、様々なテーマはもちろんですが、セキュリティ面に関しては特に日本全員が一致団結して取り組まなくてはいけないと思うのです。警視総監をはじめ、様々な機関に協力をしていただいていますが、その一角を担っていただくNECには、技術面でしっかりとサポートしてもらいたいと思っております。NEC社員の皆様と力を合わせて、未来に記憶される素晴らしい大会にしていきたいと思います。

■青木剛氏 公共財団法人日本オリンピック委員会 副会長兼事務理事

これまでバレーボール・ラグビーなどの発展に貢献してきたNEC様がパートナーとなってくださることは、非常に心強く思っています。歴史的にも、企業スポーツが果たしてきた役割は非常に大きく、多くの企業スポーツが減少していっている中、それを維持し、精力的に活動してくださっているNEC様にはこれからもご支援いただきたいと思っています。

■山脇康氏 国際パラリンピック委員会理事 日本パラリンピック委員会 委員長

パラリンピックは1964年日本の発案で命名された、障害者スポーツ発展の礎であり、東京は2020年の大会で、世界ではじめて2回目のパラリンピックを行うこととなるので、世界中からの注目を浴びています。

パラリンピックを、障害がある人がただ頑張っている大会として捉えられるような存在にするのではなく、人類の可能性を感じさせるような大会にしていかなくてはなりません。パラリンピックの成功は、障害者への意識を変える力があります。違いと多様性を認め活力ある社会への第一歩となるのです。

社会と密接につながる機会、パラリンピックムーブメントを起こしていきたいと思っています。車椅子スポーツの発展に多大なるご協力をいただいているNEC様がこの度サポーターとして貢献してくださることに、熱く御礼申し上げます。

■米村敏朗氏 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 理事

大変恐縮ではありますが、2020年東京オリンピックのセキュリティのまとめ屋、としてオリンピックとセキュリティの関係を申し上げますと、『あとわずか5年か…。』というのが正直な感想であります。

オリンピック・パラリンピックは最大の世界的なイベントであり、レピュテーションも非常に高いです。その中で、どうやってセキュリティを担保していくのか。これは真剣に考えていかなくてはなりません。もちろん、セキュリティが全てではなく、このためだけにオリンピック・パラリンピックを開くわけではまったくありません。しかし、セキュリティの部分に問題があると、すべてが駄目になってしまう可能性もあるのです。

ロンドンオリンピックのセキュリティ担当の方は、セキュリティは『パートナーシップのプロダクト』と仰っていました。これはまさにその通りで、様々な機関が互いのセキュリティ技術、テクノロジーの全てを寄せ合い、最高のセキュリティをつくりあげることが重要なのです。ぜひともオリンピックに相応しいセキュリティを完成させたいと思っています。
《大日方航》

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