ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、夏の移籍市場で中盤の選手を補強する考えのようだ。ファン・ハール監督にはウェイン・ルーニーの中盤起用で批判が集まっており、イングランド代表監督のロイ・ホジソンも苦言を呈していた。
ファン・ハール監督とてルーニーの中盤起用がベストとは思ってないだろう。ホジソン監督の批判に「私だって代表の選手構成ならルーニーをFWで起用する」と答えた。
またファン・ハール監督は、今のチームにはバランスが必要だと語っている。
「ファン・ハール監督(以下敬称略):私はバランスを追い求めているんだ。中盤にもバランスが必要だ。前回の試合ではアドナン・ヤヌザイとアンヘル・ディマリアを中盤で起用した。そういう創造的な選手のバランスが必要となってくる。チームには他にファルカオやファン・ペルシーもいて、彼らのようにクリエイティブな選手を使うには、バランスが必要なんだ」
――:では夏の補強は今欠けていると感じる中盤の選手が優先ですか?
「ファン・ハール:もちろん」
夏に新たな選手を獲得するまで、ルーニーの中盤起用は場つなぎとして続けざるを得ない、というのがファン・ハール監督の本音のようだ。
《岩藤健》
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