試合はリバプールがリードして進んだが、トッテナムは後半16分にフリーキックからこぼれ球をケインが拾い、中央に折り返したボールにムサ・デンベレが詰めて同点とする。
ホームで追いつかれたリバプールは後半29分、イタリア代表FWマリオ・バロテッリを投入する。今季ここまでリーグ戦12試合出場でゴールなし。チームも7位とチャンピオンズリーグ出場圏内に届きそうで届かない状況だけに、ファンのイライラや不満の捌け口にもなっていた。
しかし、この日はバロテッリ投入が奏功する。後半38分、アダム・ララーナから出たグラウンダーのボールを、中で待っていたバロテッリが流し込み、終盤で三度リバプールがリードを奪う。
このまま試合は終了しバロテッリの今季リーグ戦初ゴールが決勝点となった。
試合後バロテッリはInstagramで自身の写真に「この笑顔はいつも私を信じ、応援してくれるみんなのものだ。ありがとう」とコメントを添え投稿した。また「しかし今夜は既に過去だ。これからも足下を見て精一杯プレーしなければならない」と今後の活躍も誓った。
混迷するトップ4争い。バロテッリのゴールで7位リバプールは6位トッテナムとの勝ち点差を1とし、ファンからも「バロテッリはやっぱり嫌いになれない選手だよね」「バロテッリ決めたんだ!! おめでとう」「ここでスパーズ叩けたのは大きい!バロテッリもこのゴールをきっかけに覚醒してくれれば最高」「バロテッリがこのタイミングでプレミア初得点とか、彼は僕にとっての最高のエンターテイナーです」など、全試合が勝負所となる終盤に向け貴重な勝ち点3を喜んだ。
Great game guys!!! This smile is ONLY for those that always Belive and support me. Thank you . and… http://t.co/80vwurpxSv
Mario Balotelli (@FinallyMario) 2015, 2月 10