リバプールのブレンダン・ロジャーズ監督は、去就が注目されるラヒーム・スターリングとジョーダン・ヘンダーソンについて、早期に契約がまとまって欲しいと語った。
「ロジャーズ監督(以下敬称略):未来に向けて2人ともとても大事な選手で、クラブはそれを認識している。監督として期待し、そうなると確信するのは、極めて迅速にこれが解決されることだ」
ロジャーズ監督は、特にラヒームには若手選手としては異例の条件が提示されていると話した。
「ロジャーズ:ラヒームは20歳の若手としては破格の契約を提示されている。過去数年間で素晴らしい成長を遂げたが、まだ成長していく可能性を持っている。それに相応しい条件は提示されたはずだ。彼の代理人とクラブが合意することを願っている」
20歳にしてリバプールの主力選手となったラヒームには、複数のクラブが興味を持っている。リバプールとの契約は2017年に満了を迎えるため、主将のスティーブン・ジェラードは早急に契約を結び直すべきだとしていた。
ロジャーズ監督は、ラヒーム自身はリバプールでプレーすることに喜びを感じており、問題ないとした。
「ロジャーズ:ラヒームと話をしたが本人はとても幸せで、リバプールでプレーし続けたいと願っているよ」
またジョーダン・ヘンダーソンについては、彼も大きな伸び白を残していると語った。
「ロジャーズ:ジョーダン・ヘンダーソンは素晴らしい選手で、ここでの時間で自身の価値を示してきた。契約が早期にまとまることを願っている。次の成長段階へ進めるよう願っている。彼も成長の余地は相当大きいからね」
ジェラードは2人を指して「彼らはリバプールの未来だ」とした。今シーズン限りでチームを離れることが決まっている主将から、クラブへの最後の提言だ。
《岩藤健》
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