フランスの2015年エトワール・ド・ベセージュ、2月8日の最終第5ステージはアレスでの11.9kmの個人タイムトライアル。ルクセンブルクのボブ・ユンゲルス(トレックファクトリーレーシング)が最速タイムを叩き出してステージ優勝を挙げ、総合でも逆転優勝をつかみとった。
この日のコースはラスト3kmが上り坂の厳しいコースだったが、ユンゲルスは17分40秒で走破。2位のトニー・ガロパン(ロット・スーダル)に19秒、3位のチームメイト、ファビオ・フェリーネ(トレックファクトリーレーシング)に20秒の差をつけた。
この結果、ユンゲルスはガロパンに対して9秒差で逆転総合優勝を獲得、総合3位にはクリス・ボエックマン(ロット・スーダル)が10秒差で入った。
22歳のユンゲルスにとってプロ入り後初のステージレース総合優勝で、チームにとっても今季初勝利となった。
ユンゲルスは「スペシャルだ。まだ実感はないし、まだ疲れている。これは大きなレースじゃないけど、厳しいレースだった。勝つのは決して悪いことじゃない。特にシーズン初勝利だからね」と喜びを語った。
さらに「ウォームアップのときにすでに調子はよかった。パワーには自信があったし、スタート前は落ち着いていた。2分後、SRMのパワーメーターを見たら、いい数値だった。ラスト1.5kmは厳しい勾配だったけど、平坦ですでにタイムを奪ったとわかっていたので、あまり不安はなかったよ」とレースを振り返っていた。
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