電動変速が導入されて数年経つが、選手やメカニックは果たしてどちらが好みだろうか? 2015年ドバイ・ツアーの現場で選手やメカニックにインタビューした動画が公開されている(英語版)。
電動変速はシマノがDi2、カンパニョーロがEPSを導入して数年が経った。今後はSRAMやFSAも電動変速をリリースする予定である。
今ではプロチームの90%が電動変速を利用しているという。そのメリットはどこにあるのか?
各チームのメカニックは、電動の方がメリットが大きいと語る。一度バイクに組み付けてしまえば、あとはバッテリーをチャージし、接続を確認するだけとのことだ。
機械式のようにケーブルを調整したり、交換する手間もないという。
選手たちも電動派がほとんどだ。スプリンターのマーク・カベンディッシュ(エティックス・クイックステップ)は今季からシマノDi2を使っているが、下ハンドルにサテライトスイッチを装着し、スプリントの姿勢でも変速できるようにしているという。
もはやプロレースの世界では、電動が当たり前の時代になっているようだ。
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